カテゴリー:歴史

前橋市住吉町1丁目交差点の
北西角にあるのは、前橋製糸場跡の石碑。

 

昔はここに「前橋製糸所」という
製糸機械工場があったんですね。

 

その石碑の側面には、
碑文が刻まれています。

 

群馬の地は、古くから養蚕、製糸の業が盛ん
であったが、前橋はその中心をなしていた。

偶々安政六年(一八五九)横浜開港とともに
生糸貿易が開始されるや、当時の前橋藩は、

特に製糸の改良発展に意を用い、速水堅曹が専ら
事に当たって、早くも明治三年、スイス人技師ミューラー
を神戸から招き、市内を貫流する広瀬川の水を

水車による動力源としてこの細ヶ沢町に製紙機械を
備え、藩立の前橋製糸所を設立した。

実にわが国最初の洋式機械製糸城である。

その後前橋は、製糸の業いよいよ隆昌を極め
生糸の町としてよくその名を海外にまでうたわれ、
隆々発展して今日の県都を築くに至ったものである。

よってその旧地に記念塔を立て、
永く伝えようとするものである。

 

読みにくかったので
間違っている箇所があったらすいません。

 

富岡製糸場より
2年6月前に設立されたのだから

上毛かるたの「に」は
「日本で最初の富岡製糸」じゃなくて
「日本で最初の前橋製糸」でいいんじゃない?

 

それにしても昔の前橋市は、
なっから栄えてたんかね。

 

総社秋元公歴史まつりが行われた日、
その会場近くにある光巌寺・特別公開。

 

落ち着いた雰囲気の境内

 

秋元家御廟所がある場所に

 

力田遺愛碑

小学校の社会科で習った記憶があるのですが
本物を見たのは、数年前の特別公開の時。

 

この日は秋元家御廟所の中に入ることができ
歴代藩主の位牌が安置されています。

 

そして、天井には「八方睨みの龍」の天井画。

 

迫力ある龍の絵が
天井いっぱいに描かれています。

 

「八方睨みの龍」は
日光東照宮の「鳴龍」のもとになったらしい。

 

総社秋元公歴史まつり開催場所の
総社公民館に。

 

この祭りは隔年開催で
本当は昨年開催だったのが
新型コロナウイルスのせいで
今年に延期になったと思います。

 

もそもこの祭りは
関ヶ原の戦いの翌年から江戸時代初期まで
上野総社藩を治めていた秋元氏を称えて、
平成2年から始まったもの。

 

鎧兜で身を固めた約80名の住民による
出陣式と武者行列が見ものです。

 

会場には沢山の人。

例年と変わらないな。

 

秋元公歴史まつり
マスコットキャラクターAKIMOTOくん!

 

お目当ては武者行列だったのですが
あまり人がいないところで。

 

コロナウイルスが気になって
あまり人混みの中へ行くことが出来ず
今一つ楽しめなかった・・・。

 

初代群馬県令を務めた楫取素彦が
萩市出身という歴史的な縁により

前橋市と山口県萩市の友好都市提携を結び
今年で20年の節目を記念したイベントが
臨江閣で開催されています。

 

場所は別館一階西洋間

 

萩市の歴史や特産品を紹介する
パネルが展示されていたり、

 

こちらは友好都市提携にあたり
萩市から送られた記念品の展示。

 

そして、楫取素彦の妻の兄である幕末の思想家
吉田松陰の形見の短刀も特別展示されていました。