• 前橋市

この記事の最終更新日は 2016年9月9日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください

 

前橋六中の近くにある
天狗岩用水路沿いの遊歩道については
以前の記事で書きました。

天狗岩用水沿いの遊歩道

 

その時は途中までしか行かなかったので
今回は、その先まで行ってみることにしました。
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何やら「ゴォ~」っと水の流れる音がします。

 

何でしょうね、コレ。
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自転車を置いて
上の方まで行ってみます。
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すると、
このような看板がありました。
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総社城下町の西木戸跡

総社城戸ともいわれ、慶長9年(1604)秋元長朝公は、
総社城の築城と城下町の整備を実施、
城下の西の固めのため設置した木戸である。

天狗岩用水に架設された立石橋(大渡橋)長さ6間( 10.8m)、
幅2間(3.6m)の板橋の東側にあった。

寛永10年(1633)以降佐渡奉行街道(三国道)の
総社宿の木戸としての機能も果たし、
明け六ツ・暮れ六ツ(6時)には開閉された。

ここより南東1253mの野馬塚には南木戸があり、
両木戸には木戸番がおかれたと思われる。

平成14年3月  総社地区史跡愛存会

 

ここはかつて
総社城下町の西木戸跡だったんですね。
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更に橋のところに
群馬水力発電発祥の地説明板もありました。
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群馬水力発電発祥の地
(総社水力発電所)

このレンガ積みは、
明治27年5月群馬県で最初(全国では5番目)
に水力を利用した総社発電所の取水口跡です。

総社発電所は、当時の
前橋電力株式会社(所長勝山善次郎、資本金3万円)
により、福島勝之進の所有地である立石橋下流の
総社町植野344番地に建設された。

天狗岩用水をせきとめ、50キロワットの電気を起こし、
前橋市内に送電してきたが大正3年廃止となり、
今は当時の取水口跡を残すのみとなった。

(総社地区史跡愛存会)

 

これが取水口跡でしょうか。
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こんなところに発電所があったなんて
全く知りませんでした。
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小回りが利く自転車で街なかを探検すると
意外な発見があって面白いです。
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