年に一回行われる、群馬大学医学部の
重粒子線がん治療施設見学会へ行ってきました。
前から行ってみたいと思っていたんですけど
なかなかタイミング合わず、ようやく今回初参加。
重粒子線治療といっても大した知識もなくて
患者さんの体に負担がないように
ピンポイントで癌をやっつける治療法なんだろうなぁ
という程度(~_~;)
受付で住所、氏名、性別を記入し
さっそく見学。
普段はめったに入ることができない所に入れるのは
なんというか、ちょっとワクワクします。
あ、ここは研究施設ではなく
患者さんを治療する施設でしたね。
広々とした待合室があるので
気づきました(^-^;
待合室を通って、治療室へ。
治療室は3つありまして
それぞれに説明してくださる方がいて
詳しく解説してくださいました。
患者さんの代わりにキューピー人形が
固定具に固定されてました。
実際の患者さんにも
その患者さんに合わせた固定具で
動かないようにしっかり固定するようです。
治療室の他に、CTシミュレーション室
というのもありました。
いきなり重粒子線治療をすると
患者さんによっては、色々とあるみたいで
その前にシミュレーションする部屋みたいです。
重粒子線治療、少し勉強しましたよ。
炭素イオン(重粒子線)を光速の約70%に加速し
照射することで、体の深部の癌にミリ単位の精度で
強いダメージを与える治療法。
メスを使わず痛みも伴わないので
体への負担が少なく体内のがんを治療でるのだそうです。
加速器なんていうと大きな設備なのかと思ったら
そんなことはなかったです。
放射線医学総合研究所のがん治療装置(HIMAC)の
半分以下のコンパクトな施設だそうです。
でも、めったに見れない貴重な設備を
見ることができました。
説明も丁寧で、重粒子線治療の知識が
だいぶ深まりました。
クイズラリーも全問正解で
記念のボールペンもゲット。
そしてロビーに戻ると、一日センター長の
ぐんまちゃんに遭遇。